【アムアム通信Vol.115】高度経済成長期のように働こう!?

こんにちは。アムアム通信編集部員、皆さんの心のオアシス亜夢子(あむこ)です。


とある理由で転職サイトに登録した亜夢子。登録後、毎日何通も企業の求人メールが飛んできます。


転職する気はあまりないのですが、万が一(?)に備えてどのような会社が求人を出しているのか時間があるときはチェックしています。


先日、見つけた社員募集要項。その会社は以前「ブラック企業」とマスコミに叩かれたこともある企業です。


その募集要項の「勤務時間」の記載を見て、ちょっとびっくりしました。その内容は。。。


■勤務時間
7:00 - 16:00(所定労働時間 8時間、休憩60分)


★週4日ノー残業。月220時間以内勤務徹底!
業務効率を高めて、社員のワークライフバランスを実現するため、当社では勤務時間の徹底管理を行っています。 超過勤務が常態化している状況はなく、月220時間以内の勤務を全社で推進しており、それ以上を例外としています。 また、月曜日以外の週4日をノー残業デーに設定しています。



とのこと。
月曜日以外をノー残業デーに設定していて月の稼働が220時間。。。
IT業界は稼働が高いと思っていましたが、通常稼働時間の上限が220時間とは。。。
さらに上を行く業界もあるのですね。


この企業はしばらくはブラック企業の烙印を押されたままなのではないでしょうか。
ですが、その恩恵を受けている私たち一般消費者がいるというのも皮肉なものですね。



スマホと外部機器を連携させる新たなプラットフォーム「Linking」を開発

NTTドコモはIoTの普及をめざし、スマートフォンのアプリとBLE(Bluetooth Low Energy)対応のデバイスを連携させるためのプラットフォーム「Linking(リンキング)」を開発し、対応アプリや対応デバイスを開発するためのAPIを公開しました。


「Linking」は複数のアプリと複数のデバイスの連携情報を一元的に管理し、アプリとデバイスを相互に連携させるためのプラットフォームです。


簡単に言うと、スマホのアプリとBLEデバイスの連携が簡単にできるようになるプラットフォーム(API)を用意しましたということのようです。


IoTというキーワードがIT業界では流行っています。このようなプラットフォームが提供されると私たちエンジニアも、より簡単にIoTのシステムを構築することができるようになりますよね。


興味がある方は「Linking」ポータルサイト(https://linkingiot.com/)を覗いてみてください。


※「IoT」がピエロの顔文字に見えてしまうのは亜夢子だけでしょうか?



くみ子の部屋 「くみ子の事件簿 会社に1ヶ月泊まる」

みなさんこんにちわ。くみ子です。


くみ子の部屋もおかげ様で60回目となりました。いつもありがとう御座います。
という事で、恒例? の事件簿です。


今回は、案件対応に苦戦して会社に1ヶ月泊まり込む… という話です。
なんともブラックなにおいがしますが、10年以上前の話、今ではいい思い出です。


くみ子が社会に出て3年目の事でした。当時中途入社して来た営業が自分が完璧にフォロー出来るという理由で、くみ子の会社では未経験だったVxWorksの案件を受注してきました。


VxWorksリアルタイムOSの1つで宇宙や防衛分野で広く利用されているOSです。
くみ子も経験はなく、それどころかLinuxなどのOSもほとんど触った事がない頃でした。
取ってきた仕事はNTTの局と局を繋ぐ巨大な装置のOS部分でした。基板が提供され、その基板上でVxWorksが起動してmainプログラムを実行する、いわゆるブートプログラムの実装でした。


...プログラムってどうやって動くの? OSってどうやって起動してるの??
mainプログラム以降しか経験のない状態だったくみ子は当然手も足も出ず、当時はインターネットで調べてもVxWorksの情報はほとんど公開されていませんでした。


時間はどんどん過ぎてゆき、一緒にやっていた1年後輩と二人、会社に泊まりこむ日々が始まりました。
泊まったからと何かが解決するような状態ではなかったのですが、経験がない分、時間を使うしかなく、後輩と夜中に銭湯にいき、洗濯し、、、という毎日でした。


結局納期が大幅に遅れてしまい、工数も4人月程度だったものが20人月以上はかかり、関係者に多大な迷惑をかける事になるのですが、この先にもう一歩大変な事が。
それは次回の事件簿にてお話しましょう。



ちなみに、
完璧にフォローできると言っていた営業の方は、フォローする知識が一切なく、すぐにいなくなりました。
案件に対応している最中はもちろん大変できつかったのですが、終わってしまえばいい経験であり、炎上するパターンを身を持って知る事もできたいい経験だったと思います。



これは知っておいてねキーワード


利害関係者のこと。


今では「ステークホルダー」はよく使われる言葉となりましたが、参画しているプロジェクト、ポジションによっては聞いたことがない方もいるかと思いこの言葉を選びました。


ITのプロジェクトを進行する上で重要なことの一つに「ステークホルダーマネジメント」があります。プロジェクトの利害関係者がいかに協力的になってくれるかが、プロジェクトの成功の鍵となります。


ステークホルダーを味方につけるために必要なのが「ヒューマンスキル」
「ヒューマンスキル」を磨くための書籍、セミナーなど世間にあふれています。
それだけヒューマンスキルを身につけることが難しいということなのでしょうか。


といつの間にか「ステークホルダー」の説明でなくなってしまいました。。。


おすすめ(いや、すすめているわけではない)の一冊

PRESIDENT NEXT 毎日ハッピー!時間術


時間に追われる毎日。気がつくと終業時刻になっている亜夢子。
一日を振り返ると生産的な仕事をあまりしていないなと反省する日々。


そこで時間術の本を読んで効率的な時間管理を学んでみようと購入した一冊。いきなり活字で読むのも厳しいので、ハードルを下げて漫画で時間術を学べる本を購入しました。


主人公は双子のビジネスマン。兄は年収5,000万円の外資系エグゼクティブ。弟は年収400万円のサラリーマン。


双子という利点(見た目そっくり)を利用して、ある日、兄の仕事を弟が遂行することに。兄の分刻みのスケジュールにびっくりする弟。また、判断の迅速さにも驚きがあります。


具体的な時間管理術が書かれていないのが残念ですが、外資系エグゼクティブの仕事ぶりが描かれているため、モチベーションアップには良いかもしれません。


ちなみにこの双子の漫画は前半のみです。後半はあまりにも意味がわからない漫画が書かれています。


買って読むほどではないと思うのですが、興味がある方は亜夢子に連絡をください。亜夢子が買った本をお貸ししたいと思います。


編集長のつぶやき

【アムアム通信Vol.67】演奏会ではどこを見る?でお伝えした同じ会社の方が所属する楽団の定期演奏会に今年も行ってきました。(一年経つのは早いですね)


なるべく近くで見ようと前の方の席に座ったのですが、チューバの方が前にいて楽器の陰になりまったく演奏する姿が見られませんでした。


前半と後半の間に休憩時間があったので、後半は少し後ろに下がった席を陣取りました。が、またもや中途半端なポジション。顔だけしか見られませんでした。


年末の恒例行事となった、この定期演奏会。普段、音楽に触れることがほとんど無いので心が豊かになったような気がしました。


来年の演奏会は12月4日(日)だそうです。興味がある方は今から予定してみてはいかがでしょうか。(来年の話をすると鬼が笑うと言いますが)



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