【アムアム通信Vol.29】立場違えば正解への道も違うもの
こんにちは。アムアム通信編集部員、皆さんの心のオアシス亜夢子(あむこ)です。
お客様からパソコンの調子が悪いと連絡をいただきました。
原因究明のためいろいろと調べていたのですが、なかなか原因がつかめませんでした。
そこに担当の営業さんがやって来て
「どうしたの?」と聞かれたため
「パソコンの調子が悪いので原因を調べているんですよ」
と答えると、何とその営業さんの口から出た言葉は「じゃぁ、交換しちゃいましょ!」
パソコンを交換して無事に問題は解決。
どっちが正しいというわけではないのですが、お客様からすると 結果的に使えるようになったので問題ないのですが、どうもモヤモヤする気持ちが。。。
SEとしては、自分の努力は何だったの〜って思っちゃいますよね。
(原因を突き止めて解決したいと思うのは亜夢子だけ?)
立場が違えば正解への道も違ってくるんだなぁと思った出来事でした。
仕事で行き詰った時には違った立場の人の気持ちで考えるといいアイディアが浮かぶかもしれませんよ。
今ある職業の50%はIT化で消滅する 英オックスフォード大学が衝撃のレポートを発表
オックスフォード大学では「将来の雇用」という非常に興味深い内容のレポートを発表しました。
今後20年間にIT化の影響で現在ある職業の半分が失われる可能脳性があるのですって。
ちなみに職業が失われる可能性の高いワースト5は以下の通りです。
698位 保険引受け業務
699位 数理技術者
700位 裁縫師
701位 タイトル審査・調査
702位 電話営業
最下位の電話営業は今でもネット広告等がメジャーになって就業者数も少なそうですね。
IT化で職業が無くなるなんて寂しい気もしますが、新しい職業も創出しています。
先日、テレビを見ていたら「ぬいぐるみ代理旅行ツアー」なる職業を紹介していました。
病気や時間の関係で旅行に行けない人が、自分の代わりにぬいぐるみに旅行をさせるというもの。
添乗員さんがぬいぐるみを持って、観光地を巡り記念写真を撮っていました。
その様子をFacebookにアップして、代理旅行の様子を依頼主が楽しんでいるとか。
リアルタイムに情報を発信・共有できるようになったからこそ生まれた職業ですよね。
職業が無くなるのはさびしいですが、その分、新しい職業を作り出していきたいですね。
これは知っておいてねキーワード
ベンダーロックイン
特定ベンダーの独自技術に大きく依存した製品、サービス、システム等を採用した際に他ベンダーの提供する同種の製品、サービス、システム等への乗り換えが困難になる現象のこと。
20数年前のオープンシステム、ダウンサイジングが流行する前は、メーカ(ベンダ)独自のH/W、S/Wでシステムを構築してしまって、なかなか他のメーカ(ベンダ)に乗り換えるのが困難でした。
オープンシステムという名のもと、複数のメーカのH/W、S/W混在のシステムが一般的になりました。
より安価により良いシステムが構築できるということで、ユーザのメリットは大きいですよね。
ただし、一旦トラブルが発生するとベンダ間の責任の押し付け合いがあったりしてマルチベンダがベストの解とは言えないかもしれません。
IT業界も時代によって流行り廃(すた)りがあるので、ベストのソリューションって難しいかもしれませんね。
おすすめ(いや、すすめているわけではない)の一冊
読んだ人も多いのではないでしょうか。(結末はちょっと残念な結果でしたけど)
日本での常識が、経営学の世界では常識ではない事もたくさんあるそうです。
仕事をする上で経営学の知識が必要な場面はあまり無いかもしれませんが、これから上を目指す方は読んでみてはいかがでしょうか。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】世界の経営学者はいま何を考えているのか [ 入山章栄 ] |
編集後記(編集長より)
今回の導入部分の「立場違えば正解への道も違う」はSI事業部の西川さんの経験を書かせていただきました。
住広もSEなので、その話を聞いたとき「ん〜。さすが営業。そう来るんだね」と思ってしまいました。
ベースはSE(のはず)なので、営業の視点も取り入れて、これからも精進したいと思います。
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