【アムアム通信Vol.156】東京ドーム○個分

こんにちは。アムアム通信編集部員、皆さんの心のオアシス亜夢子(あむこ)です。


土地の広さを表現する際によく使用される「東京ドーム○個分」


電車内の広告に自動車教習所の広告がありました。
謳い文句は「広大な敷地に専用コースを完備!広さは東京ドームグランド3.5個分!」


東京ドーム3.5個分とはかなり広い教習所なんだなと思って見ていましたが、よくよくみると「東京ドーム【グランド】3.5個分」


東京ドーム公式ページによると
東京ドーム面積: 46,755 m2
東京ドームグランド面積:13,000 m2


東京ドームの面積は東京ドームグランドの約4倍。


ということは、教習所の面積は東京ドーム1個分もない計算。何を基準にするかによってイメージが変わるのをうまく利用した広告だなと感心してしまいました。



米ヤフー 5億人の情報流出

米ヤフーは2014年に受けたサイバー攻撃により約5億件の個人情報が流出していたと発表しました。


流出した情報には氏名、メールアドレス、電話番号、生年月日、暗号化されたパスワード、パスワードを忘れた際に使用する「秘密の質問」とその答えも含まれていました。
クレジットカード番号、銀行口座番号などの情報は発表時点では確認されていないとのことです。


日本の人口は約1億3千万人。その約4倍もの情報が流出したということに驚きです。
さらに流出したとされるのが2年前の2014年。今までなぜ気づかなかったというより、なぜ今さら気づいたのかそちらのほうが気になります。
(実はサイバー犯罪者が今年の8月にアカウント情報を販売しようとしていることにより発覚)


米ヤフーはネットサービスなどの中核事業を通信大手のベライゾンに売却することで合意しています。買収完了予定時期は2017年1月〜3月と言われていますが、この流出事件によりこの先の動向から目が離せません。


ちなみに日本のヤフーは別システムを使用しているため、この流出事件による影響はないそうなのでご安心ください。



これは知っておいてねキーワード

BOPビジネス【びーおーぴーびじねす】【Base of the Pyramid Business】


低所得層を対象とする国際的な事業活動。民間企業と開発援助機関が連携し、収益を確保しながら、貧困層の生活向上など社会的課題の解決に向けて貢献する。(デジタル大辞泉より)


年間所得が約30万円以下の低所得者層は全世界に40億人いると言われています。


BOPビジネスでは商品単価は低いが高利益率であることが求められています。


日本では人口減少により今後の需要は下がるのは目に見えています。日本が生き残るためにはこのBOPビジネスに進出することは必須と思われます。


日本の製造業は高品質、高機能、高価格の商品を作り出すのは得意です。
日本の製造業はパラダイムシフトが必要な時期に来ているのではないでしょうか。



亜夢子が気になるキーワードTOP5

亜夢子が最近気になるキーワードを独断と偏見で載せちゃいます!


1位 AI(Artificial Intelligence) 【人工知能
2位 IoT(Internet of Things) 【ものインターネット】
3位 自動運転
4位 ドローン
5位 リアルタイムコミュニケーション



おすすめ(いや、すすめているわけではない)の一冊


7000億円を超える赤字を計上した日立製作所を5年間で見事にV字回復させた著者である川村氏。
(元日立製作所 代表執行役会長(兼)執行役社長)


最終的な責任を取り、最終的な判断をする人をラストマン(造語)と呼ぶ著者。


日立の改革を成功させることができたのは次のシンプルなプロセスであったとのこと。


1.現状を分析する
2.未来を予測する
3.戦略を描く
4.説明責任を果たす
5.断固、実行する


1〜4までは比較的できる人がいますが、一番むずかしいのが5の断固、実行する。
5までを徹底してやりきることができるかが、ラストマンになれるかどうかの境目だそうです。


奇跡的なV字回復を果たした日立の秘密を知りたい方は本書を読んでみてはいかがでしょう。



編集長のつぶやき

5歳の息子が複数の空き箱をガムテープでくっつけて、何かを作っていました。


子どもの創造力を豊かにするため、親は子どもの行動に興味を持たないといけない!と思い
「何か作ってるのかな?」と息子に声をかけました。


すると息子から「見ればわかるじゃん」とさびしい回答が。。。


昔の人は言いました。親はなくとも子は育つ。。。







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