【アムアム通信Vol.138】特権階級

こんにちは。アムアム通信編集部員、皆さんの心のオアシス亜夢子(あむこ)です。


5月27日、28日と三重県の伊勢志摩で開催されたG7(Group of Seven)(*1)サミット。
各国の首脳が集まり、国際社会が直面する様々な課題について意見交換を行いコンセンサスを形成し、物事を決定します。


通勤中の各所に警察官の方が目を光らせている姿を見かけた方も多いのではないでしょうか。


また、サミットに関するニュースが日々報道されました。


とあるニュースを見ていると、取材班の乗る車が検問で止められ厳しいチェックを受けています。
そこでレポーターがひとこと「われわれ取材班でさえ、このような厳しいチェックを受けます」


「われわれ取材班でさえ・・・?」


マスコミであればチェックされる必要はないというマスコミの特権階級意識に違和感を覚えた亜夢子でした。
マスコミが年々廃れていく原因が見え隠れした一コマでした。


今回は堅く政治ネタ?でした。


(*1)先進7カ国(アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、日本、カナダ、イタリア)



アリババ、日本でクラウドサービス開始

中国インターネット通販最大手のアリババ集団が2016年内に日本でクラウドサービスを開始すると発表しました。


ソフトバンクグループと合弁会社「SBクラウド(東京都・港区)」を今月(2016年5月)に設立しました。


アリババが日本で事業を始める際にソフトバンクグループと手を組むのがいつものやり方です。


ソフトバンクと組むことで低価格のクラウドサービスが提供されることが予想されます。


クラウド事業といえば、ダントツでトップを走るのが同じくインターネット通販を展開するアマゾンのAWSAmazon Web Service)


はたしてAWSの牙城を崩すことができるのでしょうか。


アリババのクラウドサービス事業参入により激しいサービス競争が繰り広げられ、利用者としては様々な恩恵を受けることができるようになるかもしれませんね。



くみ子の部屋 「新交通管理システム」

みなさんこんにちわ、くみ子です。
自動車メーカーのホンダが信号を先読みする技術を搭載した車を発売しましたね。
赤から青に変わるまでの時間や、どれくらいの速度で走ると信号が変わる前に通過できるかを教えてくれるそうです。あちこちの赤信号に引っかかることってありますよね!?
この車はそんなイライラから解放してくれそうですね。


ということで今回は私たちの交通事情を安全・便利にする新交通管理システム(UTMS)について。
UTMSはUniversal Traffic Management Systemsの略で、歩行者検知をおこなうことで交通事故を防止したり、ドライバーに最適なルートを案内することで渋滞を抑止して排気ガスを低減することで、公害を低減したりすることが期待されているシステムです。
高度道路交通システム(ITS:Intelligent Transport Systems)の中の1システムです。


UTMSは道路に設置された光ビーコンと自動車が通信することで、ドライバーへ交通情報などの情報提供をおこないます。
光ビーコンは近赤外線を利用した通信方式で、自動車が時速120kmで走行していても、通信機の下を通るわずかな時間で通信することが可能です。しかも双方向通信が可能です。すごい技術ですね。


普段何気なく運転していましたが、こんなに便利な仕組みが整いつつあるんですね。



これは知っておいてねキーワード

フォグコンピューティング


シスコが提唱している、クラウドよりデバイスに近い位置に広く分散したデータ処理装置を設置し、全体を統一のインターネットプロトコルで設計することで、より機敏で、臨機応変なサービスを提供できるネットワーク構成。


クラウド(雲)よりデバイスからの物理的距離が近く、霧のように広く分散していることから”フォグ(霧)コンピューティング”と呼ばれてます。


長々と書いていますが、簡単にまとめると、各拠点にサーバを置き拠点内で完結する場合は拠点サーバを利用し、拠点間で必要な情報のみクラウドに送る仕組み(構成)のことです。


この構成のメリットは不要な情報をクラウドに転送する必要がなく、トラフィック量の削減、情報漏えいのリスク軽減などがあります。


デメリットとしてはデータ処理装置(拠点サーバ)が増えるため管理コストが増えることです。


サーバの分散、集中と歴史を繰り返してきたIT業界。ついに両者の中間の構成が出現です。
はたしてこの構成がどこまで世間に受け入れられるのか動向を見守りたいと思います。



おすすめ(いや、すすめているわけではない)の一冊


アムアム通信Vol.125でご紹介した「仕事は楽しいかね?」の続編。


「ほんものの優れた上司とは?」が本書のテーマになっています。


例えば、並みの上司と優秀な上司の違いは次のような違いがあるそうです。


並みの上司…他社に負けない給料や待遇を示して、「うちで働かないか」と誘いをかける。
優秀な上司…「きみ自信の才能を開花させるチャンスがある、素晴らしい環境で働かないか」と誘いをかける。


最終的に会社を決めるのは給与かなと思っていた亜夢子はハッとさせられました。


優秀な人材を採用するために、優秀な上司がどのような行動を起こすべきかも書かれています。
本書を読むと、一般的な採用活動をしていても優秀な人材を採用することは難しいのだなと感じました。


仕事は楽しいかね?」と同様に本書も発明家・起業家として巨万の富を築いた老人と主人公との会話を中心に物語調にまとめられていて気軽に読み進めることができます。


部下を持つ上司の方、これから部下を持つ予定の方、優秀な上司になるために本書を読んで様々な気づきを得てみてはいかがでしょうか。
(いけてない上司を持つ部下の方が、こっそり上司におすすめするのもいいかもしれませんね笑)



編集長のつぶやき

図書館で借りた本が行方不明。ネットで貸出一覧を見ると返却期限が過ぎた本が一冊。


返したはずなんだけどなぁと思いながらも、貸出一覧には未返却のステータスが。
システムの不具合では?などと疑ってみるも、さすがにそんな不具合はないよなと思ってみたり。


ネットで見ると貸出中(住広が未返却)の本は、とある図書館所属の図書であることが判明。


実際には返却されて書棚に戻されているのではないかと、こっそりその図書館に行って確認したけれど見当たらず。


やっぱり返却してないのかぁ、と肩を落として帰宅しました。


実は図書館で借りた本がなくなったのは今回が2回目。同じ本を買って返却しなくてはとアマゾンで注文しました。
しかも、この借りていた本は手元においておきたいと思っていたため、購入しようと思っていました。
手元においておくためには、あと一冊購入する必要があります。


ん〜同じ本を2冊購入するのは非常に抵抗があるので、しばらく心が落ち着くまで待ってみようと思います。


みなさんも借りた本は大切に扱いましょう。でも、本って普通なくならないよね。しかも2回も。
(はぁ、どこにいってしまったんだろう。。。)






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