【アムアム通信Vol.51】個人的判断の良し悪し

こんにちは。アムアム通信編集部員、皆さんの心のオアシス亜夢子(あむこ)です。


先日、通勤で地下鉄に乗っていると急に車内アナウンスが流れました。


「○○線内で車両故障のため、次の■■駅にてしばらく停車します」とのこと。


そのアナウンスに引き続き


「え〜、わたくし車掌の田中(仮名)と申します。先ほどご案内したとおり車両故障のため■■駅にて停車します。駅での待機指示は来ておりませんが、このまま進んでも駅間で停車してしまう可能性がございます。そのため、え〜わたくし田中(仮名)の個人的判断で、次の駅で停車することにいたしました。」


ずいぶんと機転の効く車掌さんだなと思いました。
(ん?個人的判断で決めてしまっていいのかしら?とも多少思いましたが)


乗車している人の中に「個人的に判断とは何事だ!」とクレームを入れる人がいないことを切に願います。


みなさんも仕事で「個人的判断」でプロジェクトを成功に導いてくださいね。
ただし、それなりに権限が委譲されていることが前提ですが。。。



Facebookの株価が過去最高の75ドルを記録しました。これによりFacebookの総資産は約1,900億ドルとなり、Amazonの約1,650億ドルを上回りました。


一時期の勢いはなくなってきていると言われているFacebook
世間(というより投資家)はまだまだFacebookに期待をしているようです。


ですが、結局のところ株価が下がれば、それに連動して資産も目減りします。
砂上の楼閣のように一夜にしてくずれてしまうことも十分考えられます。


本業に力を入れて世間に受け入れられるサービスを提供してくれることを願います。


こういったニュースに日本企業が取り上げられる機会が少ないのは寂しいですね。
近い将来、FacebookgoogleAmazonのような企業が日本で設立されることを期待します。


まこっちゃんの投資コーナー

今週も経済?投資の情報をお届けします。


?米GDP
日本時間の 7/31(木)発表された米2QGDPは、予想が3%に対して4%で強い内容でした。
(前年は-2.9%)1Qも上方修正。
これに市場が反応し、ダウ?日経などはやや上昇する流れとなりそうです。


同日のFOMC政策金利発表の発言はサプライズ的な内容は含まれていませんでしたが、インフレ率2%目標についてはややタカ派的な内容でした。
イエレンさん(FRB議長)はひとまず安堵したといったところでしょうか。


?アルゼンチンのデフォルトの可能性
13年前にデフォルトしたのでこれで2度目となる可能性が濃厚なようです。
デフォルトとは債務不履行のことで、国債を発行して償還日に支払えない場合のこと指します。
つまり国が借金の利息を払えない状態。
アルゼンチンは世界市場から隔離されているので直接的な影響は限定的と見られていますが、米の株価がモタモタしているのは(主な債権者は米のヘッジファンドなので)これが影響しているようです。


日本も超借金地獄ですが、ひとつの家族で例えると、父親、母親、息子間でのお金の貸し借りをしている日本家に対し、アルゼンチン家は新宿の街金にお金のを借りてる状況。
こわい顔をした取立人(米ファンド)が家の玄関をたたきます。こわいですねー。
日本家のお父さんは借金をしていますが、家族の預金口座を預かってるお父さんはそこから借金返済すればいいので余裕ですw


今日の格言。ご利用は計画的に。


これは知っておいてねキーワード

インメモリーデータベース【in memory database】


データストレージを主にメインメモリ上で行うデータベース管理システムです。


CPUの処理能力は飛躍的に向上しました。ハードディスクのアクセススピードも早くなっているとは言え、CPU、メモリなどと比較するとカメとウサギほどの差があります。


ハードディスクへのアクセスを分散してパフォーマンスアップを行ったりすることもあります。


様々は工夫をしてもやはりハードディスクのアクセススピードはシステムパフォーマンスのボトルネックとなることが多々あります。


そこで登場したのが、ハードディスクの代わりにメモリをつかってしまおうというもの。


メモリの価格も比較的安くなってきたのも、インメモリーデータベースを後押しする要因になっているようです。


近い将来、ハードディスクの用途はバックアップ用なので通常業務では使われなくなるかもしれませんね。


おすすめ(いや、すすめているわけではないの)の一冊

JAL再生

著者は京セラの創業者、稲盛和夫氏。


京セラ時代にまとめあげた稲盛氏の人生、仕事に対する哲学の集大成が「京セラ フィロソフィー(哲学)」(「京セラフィロソフィー」は書籍化され書店で購入可能です。)


経営破綻したJALにこのフィロソフィーを持ち込み、見事にV字回復を成し遂げた稲盛氏。


誰もがJAL再生は無理だと思っていた中、再生計画以上の成果を出した「JALフィロソフィー」とは?


経営破綻前にJALが抱えていた6つの課題。それらはどれも今の日本企業にもあてはまる課題とも思えます。


JALのような大企業をどのようにして立て直すことができたのか興味がある方は読んでみてください。


編集長のつぶやき

29日は土用の丑の日でした。最近はうなぎの値段が高騰しているためめっきり食す機会がなくなりました。


ニホンウナギ絶滅危惧種に指定されたり、中国がウナギの輸出をしないと宣言したりとますますウナギを口にする機会が減りそうです。


ということで今年最後になるかもということで清水の舞台から飛び降りるつもりでウナギを食べました。


と言ってもスーパーで買ってきたんですけど。


みなさんも猛暑を乗り切るためスタミナをつけてくださいね。



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